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百万人のそして唯一人の文学 [書籍]

純小説と通俗小説の違いを知る。
前者は作家一人のための文学であり、後者は読者のための文学だそうだ。
昭和25年の文章だが、新聞小説は100万人の文学だという。
明治の新聞では鴎外や漱石も新聞小説を書いたが、
戦後の新聞はマニュファクチャと大規模工場との違いほどあるという。
そのあたりの当時の事情を垣間見るに有意義な文章でした。




百万人のそして唯一人の文学 青野 季吉



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