マラルメ [書籍]
19世紀フランス象徴派の代表的詩人だそうだ。
坂口安吾訳のポール・ヴァレリーが書いたマラルメの魅力を読む。
訳された詩を読むことで分かるのか疑問ではあったが、
マラルメはそもそも難解だったようだ。
彼の詩を4作品読んでみたが、やはり難しい。
それでも心に刻んできたフレーズがある。
『白鳥』で、「まことの命ある天上のことわざを歌はざりし咎」が
キリストを離れたことで「侮蔑の衣を纏ふ」ことになった自身なのならば、
これが詩であり、上田敏という訳者の力なのかと半歩ほど分かり始めたのやもしれません。
〔翻訳〕ステファヌ・マラルメ ポール ヴァレリー
白鳥 マラルメ ステファヌ
坂口安吾訳のポール・ヴァレリーが書いたマラルメの魅力を読む。
訳された詩を読むことで分かるのか疑問ではあったが、
マラルメはそもそも難解だったようだ。
彼の詩を4作品読んでみたが、やはり難しい。
それでも心に刻んできたフレーズがある。
『白鳥』で、「まことの命ある天上のことわざを歌はざりし咎」が
キリストを離れたことで「侮蔑の衣を纏ふ」ことになった自身なのならば、
これが詩であり、上田敏という訳者の力なのかと半歩ほど分かり始めたのやもしれません。
〔翻訳〕ステファヌ・マラルメ ポール ヴァレリー
白鳥 マラルメ ステファヌ